Hibikirin

ミュートのHibikirinのネタバレレビュー・内容・結末

ミュート(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

未見だった「月に囚われた男」を今作の配信を機に観てから観ました。

近未来を舞台に、声を失った男が失踪した恋人を捜索するー。

今回「アーミッシュ」というものを初めて知ったのですが、主人公がアーミッシュであることや、近未来を舞台にしてる必要性があまり感じられず、肩すかしをくらった気がします。

その反面、世界観設定に囚われない普遍的な物語からは「たとえ文明が進んだとしてもひとの本質には変わらないも」というメッセージを受けたような気もして、とても不思議な余韻がありました。

個人的にマーベルヒーローのイメージが強いポール・ラッドの怪演がすごかったです。

劇中で「月に囚われた」と本作が地続きの世界であることがファンサービス的に明かされるのですが、その後の「彼」を描いた映画を1本観たくなります。
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