クリムゾンキング

秋葉原ゾンビのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

秋葉原ゾンビ(2010年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

アキバを拠点にしてるコスプr、、、半グレ集団がある青年を殺して埋めたのだが、殺した相手が(どういう理屈か)蘇り生前彼を殺した仮装集d、、、半グレ集団とパトロール中彼を見殺しにした婦警さんに復讐する。

ジャケットに出てくる連中なんて出てこねーw

っていうのはもう最低映画好き御用達レーベルたるJVDクオリティなので怒る気もなしw
演技も演出もなんならカメラというか特撮も全てにおいてヘロヘロなんだけど、他のJVD作品というかこの監督の作品から比べるとだいぶ真面目に作ってある上に一応ストーリーもちゃんとある(あくまで、、、あくまで当社比)
そして後の映画よりもなぜかちょっとグロテスクなシーン(ファイルの金具のところに突き刺さる目玉とか背中から刺されて心臓?が飛び出る、とか)があるので、普通回を追うごとにこういうのはグレードアップしてくのになんでこの人の作品後の方がグレードダウンしてるん?という感じ。

あと一番のポイントとしてはこのタイトルなのでデデーン!とやっすーいメイクのゾンビが序盤から出てくるのかと思いきや、夜道で一瞬佇む人影、という演出だったり、殺害シーンも犯人の顔見せずに最後の最後に「実は化け物でしたー!(タイトルでもろネタバレされてるけどw)」という具合にチープさをあえて逆手に取った演出で最後まで押し切った点。
特に夜道の一瞬の人影はちょっと不気味だった。
題名とは裏腹に予算かければ感じ的にはマニアック・コップ(地獄のマッドコップ)みたいなカルトにもなったんじゃないか、とか思ってしまう。

なぜか警察の拳銃(38スペシャル)で車が大破するばかりかヘリまで撃ち落とす高威力っぷり、対する警察もなぜか(支給されるはずのない)銃火器で対抗するというトンデモ展開と安いCGであーあ、という感じなんだけどなぜか楽しめてしまった。
メイキング見たら結構ワイワイしながら作ってたのでそれ見たのも要因かもしれないw