したまちコメディ映画祭のジャパンプレミアで鑑賞。
男はつらいよシリーズの山田洋次監督がコメディ栄誉賞となった今年の映画祭。
奇しくもこの映画は現代の寅さんではないか！！！！
主人公は哲学者なので寅さんとは、性格も習性もまったく間逆な人だが結果的に同様の話になってしまう。このダメさ加減、そして愛され加減が寅さんそのもの。
これは新たな発明だと思う。そしてダメなおじさんを冷静にツッコむ孫もめちゃくちゃいい。この哲学者と子供の対比というセットがあるからこそ笑えるんだよな～。
上映後に舞台挨拶があったのだが、映画の中ではあれだけダメ人間だったのに実物の松田龍平さんはめちゃくちゃカッコいい。あのダメさも演技力の賜物なんだなぁ。ほんとシリーズ化してほしい。
