やむちゃ

ミッション:インポッシブル/フォールアウトのやむちゃのレビュー・感想・評価

3.8
備忘録
2018.8 なんばパークスシネマで鑑賞。

20年以上前の1作目から全て鑑賞している。
1作目はスパイ映画然としていたが、徐々に変わっていき、今はトム・クルーズのスタントを楽しむ作品になってきた印象。
今作もまさにそうで、ビルからビルへの飛び移りやバイクチェイス、高所からの落下、遂には自らヘリの操縦までしてしまう。
もちろん安全装置を施し、それをCGで消しているにしても、その動きはまるで全盛期のジャッキー・チェンのようだ。

ストーリーは、悪の組織シンジケートの生き残り、ローグ・ネイション…のさらに生き残りがプルトニウムを入手しようと企む計画を、イーサン・ハントたちIMFが阻止しようとするストーリーで、久々に登場のイーサン・ハントの奥さんも絡んでくる。
近年の007シリーズやジェイソン・ボーン・シリーズなどのアクション映画同様にストーリーが複雑化しており、登場人物も引き継がれ、シリーズを観ていることを前提にしたように作られている。
作品の間隔が2~3年開くことを考えると、これは少し辛い。
日々の暮らしを送る中で内容を忘れてしまい、新作を観る前には前作を復習しないといけない。綺麗に1話完結で楽しめるようにして欲しい。

とはいえ、全編アクションが盛りだくさんで見せ場が連続しており、毎回毎回楽しめるように作られているのは流石だと思う。
今作も凄いアクションがてんこ盛り、しかもハリウッドのトップスター本人が演じるという非常識っぷりで、大いに楽しめた。

サイモン・ペッグは、ゾンビマニアに大受けした「ショーン・オブ・ザ・デッド」から大出世したと思う。
やむちゃ

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