ミッション・インポッシブル フォールアウトを観た。
前作の続編ということで、一度捕まえたシンジケートのボスとプルトニウムを巡ってイーサン・ハントが世界を飛び回る。今回はトムが考案したアクションシーンを撮りまくって、あとでストーリーをつなげるというアクロバティックな映画の作り方になっている。なので、先の展開が読めず、誰が敵か味方かわからない。これは出演者もそうで自分が敵か味方かわからないまま演じていたそうだ。
トムがほとんどのスタントをこなすことがこの作品のウリになっているわけだが、５０代になり、それまでのかっこいいアクションというよりバイクで車に追突したり失敗してロープを滑り落ちたりというハラハラするアクションに変わってきている。最後のヘリのアクションシーンは凄いを通り越してムチャクチャで笑ってしまうし、最後はホロリとさせるシーンもあって徹底したエンターテイメントを貫くトムの心意気に拍手するしかないだろう。
