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ミッション:インポッシブル/フォールアウトのmasakaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

毎度おなじみイーサンがCIAエージェントに見張られながら九死に一生の連続です。

前作「ローグ・ネイション」をがっつり引きずった続編ストーリーな今回。
レーンを逮捕(?)後もシンジケートの残党が勝手に暗躍した挙句に、お約束の核爆弾を作ろうとマフィアが盗んだプルトニウムの奪い合いを繰り広げる訳なんですが...?
序盤でイーサンからプルトニウムを奪ったのは残党のアポストルだったはずなのに、何故かホワイト・ウィドゥが持ってて、で、何故かそれをアポストルのリーダーが買いに行くとか。

でもってそこにイルサが思わせぶりに絡んでくるものの、「雇い主は言えない」って言いつつただの古巣だったりとか(古巣がイルサを送り込んだ理由も大したことなくて、言えない理由には全くならない)、脚本がとにかく破綻してて、トムの凄過ぎアクションですら誤魔化しきれない上、序盤のイーサンの悪夢とかイーサンだけ不運塗れだとか、ウォーカーが無能過ぎたりとかでイライラさせられる。

前回と違ってレーンやアポストルが敵役としてはデフレってたのも不満。(前作の得体の知れなさがなくなってただの悪党に成り下がったせいか)

その上、イーサンとイルサのラブロマンスとか、余計なもの持ち込んできたので、イルサはイーサンと対等だから面白かったのに、台無しです。イルサはイルサでイギリスで最強チームを組んでIMFと共闘とかのが面白かったのに。

トムのアクションで0.5加点してスコア3.0。映画の出来としてはシリーズ中下位です。
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