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ミッション:インポッシブル/フォールアウトのrumiのレビュー・感想・評価

4.7
視聴中ドキドキしっぱなしでした。
主人公イーサンの少し怖いよくわからない夢から始まりますが、その後の展開はわかりやすかった。

冒頭、核の材料となるプルトニウムを何らかの組織に奪われるシーンで、プルトニウムを渡さなければ友人を殺すと脅され、仲間を助けに行ったイーサンが優しい男だとわかる。
もちろん既存映画を見た人はもう知っている情報だけど、初見にも取っつきやすい導入を心がけているようですね。

IMF(インポッシブルミッションフォース、つまり不可能な任務をこなす部隊)の長官とイーサン、そしてCIAのお偉いさんとその部下ウォーカーの対立から始まった。
IMFの少数精鋭を崩す事は出来ないと言う所長の主張に対して、CIAはプルトニウムを奪われるような甘い組織は信用できないと反論した。
ウォーカーを同行させる事で、よりインポッシブルなミッションになっていく事が容易に想像つく。
ウォーカーは、トイストーリーのバズ的位置付けで味方になるのだろうかと予想しながら視聴しました。しかし実際は…。

正直組織が多すぎて途中よくわからなくなりました。
誰が誰を追っているのか。人物もたくさん出てきますが、最低限混乱せずにいられたのは、イーサンが目標とする者がブレなかったからですね。

しかしプルトニウム、恐ろしい。
核の恐ろしさを知る国に生まれたからこそ、なんだかリアルに想像出来てしまうのでしょうか?
実際に起こったことのように錯覚しかけてしまいました。

この地球上のどこかで、インポッシブルミッションに挑んでいる人々が、きっといるでしょうね。
私はそんな任務と無縁でいられて、幸せに生活できている。
そう考えると、全てのものに感謝の気持ちが湧いてきます。
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