歴代で最も密度が高く、緊張感があり、最高な二時間半だった。
最初の方は、臨時の相棒がポンコツ過ぎて流石にツッコんだし、前回の話が若干うろ覚えなのもあり置いてかれそうにはなったが、不満点はそのくらい。
集中して観て、記憶にある良くあるパターンを当てはめて展開を辿れば自ずと話には追いつけるため、後半はもうずっと手に汗握りっぱなしだった。
スピード出しすぎなバイクでの逃走シーン、ビルからビルへと敵スパイを追う追跡シーン、さらにヘリで追い込み崖際で殴り合うラストシーン。
ミスからの機転で解決という王道パターンに磨きがかかり、ただただイーサンハントぱねぇという感じだ。
ラストまで舞台の移り変わり、敵との攻防の入れ替わりのテンポがグッド。
その全てが、本編を観なきゃ分からない最高のドキドキハラハラエンターテイメントに仕上がっていた。
