ギンガはイマイチに感じてたのでXのテレビシリーズはあまり期待していなかったんだけど、予想を大きく裏切りメチャクチャ面白かったんだよな。
それを踏まえての映画化。期待しますわな。
映画自体は割とコメディエンヌなところもあり、これもXの世界観だなと実感した。
遺跡をいたずらに荒らしてしまったカルロス黒崎(マイケル富岡)のせいで復活した新怪獣ザイゴーグ。
アントラーにゴルザが登場し、ウルトラマンとティガの客演が最大の山場。
何と言ってもさ、アントラーが跳ぶんだよ。いや昆虫なんだから跳んでも良いんだけどさ。アントラー初飛翔には燃えたなぁ。
そしてウルトラマンがチート過ぎないのが良い。
それに、XはCG・ミニチュア共に特撮のレベルも上がってて見応えも多い。
怪獣保護のコンセプトが嫌いだったコスモス。スパークドールズのチート設定が嫌いだったギンガ。
これと同じことをしているのにXは嫌味がなくホントに楽しい。それは芯のある物語作りと設定の匙加減にあると思ってる。
劇場版Xにも同じ力強さを感じる。