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アイ・シティのmitakosamaのレビュー・感想・評価

アイ・シティ(1986年製作の映画)
3.8
面白い!原作は双葉社アクションの漫画だそうな。
監督は真下耕一。制作は葦プロだが、タツノコ四天王の1人、真下の演出だけあり、とってもスタイリッシュ!80年代のタツノコのハイセンスな作風そのまんま。
真下が制作したウラシマンのシャレオツな雰囲気をさらにグレードアップした感じよね。
80年代テイストだが、全然古く無い。今見ても超格好良い。ナウい!

フラウドなる組織により作られた超能力者ヘッドメーターズによる戦い。
試作品のKと、彼をパパと慕うI。警官のライデンを巻き込みフラウドと戦う。
追っ手の美女K2を味方に。しかもライデンとは良い仲に。

フラウドのリーダーがリー。さらに裏切り者のライ・ロー・チン。3すくみでアイの争奪戦。

若干アジアンテイストな、アメリカのスラム街のような街並み。
超能力バトルも独創的で他に例のない描写。遺伝子による実験の結果生まれたヘッドメーターズの秘密に辿り着く。

コメディリリーフ的なオッサンのライデンも野沢那智の声で格好良いし、K2も熟女なのに萌えキャラだ。猫も如何にもなタツノコなマスコットキャラで実に良い。

とにかく何もかもがハイセンス。タツノコテイストの究極がココにあるのではないだろうか?その上作画も良い。オススメ!
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