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名探偵コナン 純黒の悪夢のICHIのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)
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速ければいいんじゃないんだよなっていうアクション、いきなりのカーチェイス、動きはPSYCHO-PASSなのに顔がくれよんしんちゃん?のオッドアイ。声も無理すぎた。

部分部分の動きやえづらはかっこいいけどこれはコナンじゃないよって、そっと心を閉じる作品。たとえそこに赤井がいてもね。

たとえばルパン三世の全盛期みたいに、テレビスペシャルや映画が1作品ごとにテイストが違っても、ルパン達の精神とかキャラクター、やり方ってある程度は基本徹底されてた。すこし違っても、愛嬌でゆるせるくらいだった。

コナンのブレ方はちょっと範囲を超えてる。テレビシリーズもいつしかサザエさんになったし、映画はどんどん世界観壊れてゆく。

これでほんとにいいの、剛昌さん、て悲鳴レベル。かなしい。


少年探偵団、博士らや灰原コナンの絡みは楽しいが、オッドアイが出てきた時点で目も耳も塞ぎたくなる。

いつから、毎度どうして重要人物に世界観壊すようなキャラや声を当てるようになったのか。

映画は俳優のビジュアル、声が命なのにこれでオッケーだした監督の感覚を疑う。

小五郎の事務所のシーンとか日常的な部分はめちゃくちゃいいのに残念。絵もきれいだし切れもある。

ほんとに、いつも出てないメンツだけが異常に残念。

元太を助けるシーンで急に爆音になるbgmもベース連打するようなチープな打ち込みで音量下げた。

【以前の感想】0
敵ヒロインの作画、声優がひどい。
唇、なんなん?! 
天海祐希、キャラとしては好きだけど、声優としてだと浮きすぎてうめき声など特に無理。無理過ぎる。
これだけでもう観る気が失せる。

必要以上の画面動、OPの加工感が中二病感満載。

カメラワーク拘っているが必要以上のヨリがちょっとうるさい。

色彩がちゃちい。

画が恐らくコンテの段階でキマッてないのか、ワンカットワンカットださい。
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