白井和彌監督作品5本目
絵のトーンとあいまって、70年代80年代の猥雑さと監督の資質の親和性が高い
実録物として鑑賞
朱に交われば赤くなる
三つ子の魂百まで
臭いものに蓋をする
反語としての「悪い奴ら」
いきなりの高阪剛におっつ
綾野剛の演技は例によって好き嫌い分かれるところ
YOUNG DAIS、いい感じ…これで出演作すべて見たことになるから相性がいいのかもしれない
肩の力が抜けた自然体の強さ
矢吹春奈、白石糸、それぞれの形で好演…特に矢吹春奈
せっかく出演したんだからせっかく脱いだんだから的に演者に寄せず、あくまで主人公諸星の一人称目線な演出が見事
中村獅童の最後のくだりはちょっと掘り下げたほうがよかった気がする
良くも悪くも作品のテーマ、出来よりも白井和彌監督の力を見せつけられた作品
中村倫也がまっすぐな新人刑事を演じている
「ウシジマ君…」「ホリデイラブ」見ているので吹き出しそうになった