純粋な人ほど悪に染まりやすいのかな。状況さえ揃えば同じことをする人は沢山いそう。特にこういうことが発覚しにくい地方だったりすると、、。
犯罪を挙げれば点数獲得という制度が既に問題ありまくりだが、まさかそのために自分たちで銃を仕入れて挙げるとは。いつの間にか銃を仕入れる物語になってるという。
ピエール瀧はウルフオブウォールストリートのマシュー・マコノヒーと全く同じポジだった。
こういう成り上がる系の映画は主人公が頂点を迎えたその後に転落していくのが分かりきってる上につまらないのがなんとも。この作品に至っては哀れすぎて観ているのがつらかった。
逮捕後の面会の場面が印象的で、諸星は覚せい剤に手を出したことは「悪」だと分かっているが、違法捜査や不当な検挙などに関しては何も悪いことと思っていなかった。むしろ、市民の安全に貢献する「善」の行為だと考えていた。ほかの実録犯罪モノとは一線を画すラスト。
