期待し過ぎ(笑)
斬新な解釈で切り拓いたシリーズも続けようとすれば無理が出てくる訳で、シリーズの最後には死なないと解っているのに死ななければいけない(衝撃的に去る必要に迫られる)、というルーティンワークを回避しようとすると…今回のような現実逃避型になるのは残念ながら必然。(奇しくもメイキングでカンバーバッチもご都合主義と言っているけれど)僕らが見たかった斬新ってこういうのではないんだけれど…。
事件の背景も言葉ありきで作られた感じがありありで、今回登場の組織側のこの選択が社会的に効果的でない事は明白でとても浅はかで作品として納得が出来ない。すでに作り手と視聴者のシャーロック感に距離がある感じ。
非難を怖れずに言えば、もうロバートダウニーJr.版とさして変わらない、ぶっ飛んでいればいいんだもん。
本編が短いのを補うように(元々TVSPだしね)メイキングが前後に付いているが逆に本編の残念感を一層浮き彫りにする結果となった感じ。
