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クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴のmatsuのレビュー・感想・評価

3.5
2013年アメリカ・オハイオ州クリーブランドで発覚した監禁事件の実話映画。

2002〜2004年に妻と子供たちに家を出ていかれた男性が当時21歳、16歳、14歳の3人の女性・少女たちを約10〜11年監禁。
非人道的とかそういうレベルをはるかに超えた非常に残虐な事件でした。

度重なる暴行、妊娠、流産があったようです。映画内のそれらの様子は比較的マイルドに描かれていたが、実際には地獄の10年間の日々だったのは間違いない。

その日たまたま鎖に繋がれていなかった一人の女性が彼女の6歳の子供と共に、近隣の人たちに助けを求めた事から監禁事件が発覚。犯人が逮捕された。

監禁事件犯人は終身刑と禁錮1000年の判決が言い渡された。犯人は刑務所に入って1年後に自殺。10年以上監禁したくせに自分はたった1年苦しんだだけ。本当に許せない。

監禁から解放されてもなお、通常の生活をうまく送れない様子も描かれていた。

被害に会った女性たちが一生涯、心安らかに平穏に生きていける事を望みます。
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