前情報入れずに観たのでシバタってそのシバタだったんかいという
それで一気にシバタが視点の中心になるから主役の馬場ふみかたちに対してエンドロールが二重に俯瞰的になる
全体的な構想は面白いし良いけど映画の出来としてはラフ画という感じではある。
馬場ふみかより周りのほうがパラパラ上手くない?とか、暴力事件の話全体的に描写薄過ぎやろとか、描写薄いせいで展開に説得力が無いとか、えええロックフェス出ないのかよ諦め良いな!とか、ロックフェスで聴衆の空気が変わるのについてもギャルたち表情が明るくなったくらいでパラパラ自体はそんなに変わってないのでそこまで聴衆が大きく沸く理由が謎(しかも極端過ぎて余計リアリティに欠ける)とか、不倫話は削ってもよかったのではとか、シバタ役間宮祥太朗はイケすぎでは(失礼)とか、まあ色々山のようにあるんだけど、でも「外野なんて、空気」っていうこのことばは私含め沢山のクソを救うと思います。
自分も中学の時似たような理由でギャル誌熟読していたのでその共感もある
窒息しそうな世界に中指立ててもがく10代みたいな映画に弱い
ラストの馬場ふみかに堕ちました