MasahiroOhta

SPY TIME スパイ・タイムのMasahiroOhtaのレビュー・感想・評価

SPY TIME スパイ・タイム(2015年製作の映画)
3.6
ヒューマントラストシネマ渋谷の「未体験ゾーンの映画たち2016」で鑑賞。

2015年はスパイ映画大豊作で、そういう並びで観ちゃうと埋もれてしまいそうな「珍作」という感じ。
そもそも「これはスパイ映画なのか」という問題もあるんだけど(アクション映画ではあるけど、スパイならではの推理とかガジェット遣いとかはほとんどない)、「スパイ映画という枠を使ってファミリーコメディ作るとどうなるか」という作品ではあると思う。
ノリも基本的にはオースティンパワーズとか裸のガンを持つ男に近い。

でも昨年のクリードやスターウォーズのような「シリーズものの継承」に近い雰囲気もあったりして、くっだらないギャグのつるべ打ちの中にもオーソドックスで寓話的な「型」が落とし込まれているからこそ、品よく仕上がってるんだろうなーバランスいいなーと思った。
MasahiroOhta

MasahiroOhta