Kei

真田十勇士のKeiのレビュー・感想・評価

真田十勇士(2016年製作の映画)
5.0
舞台を観てから映画を鑑賞。

第一幕を30分以内に終わらせて、第二幕メインのお話。まぁ内容的にも時間的にもそうなるわな。
全体的にコメディ要素が大幅に減っていた。従って、筧十蔵のゲイネタも大幅自粛。
でも、舞台ならではの演出と、映画ならではの演出がはっきりわかって、見比べるととっても面白かった。映画も舞台も手がける堤幸彦だからできる企画だなと。
悔しいけれど、松坂桃李の才蔵かっこいわ。加藤和樹よりも合ってる。加藤雅也は安定の男前。死ぬシーン不覚にも泣いた。

由利鎌之助が立ったまま討ち死にするシーンで笑いを堪えられなかった人は間違いなく1stシーズンのテニミュ好き。
頭の中で「跡部よ、気を失ってもなお君臨するのか」と渡辺大ちゃんの声が聞こえてきそうでした。
それを知った上でこの死に様を選択したのであれば、堤幸彦の貪欲なまでのパロディ恐るべし。

そして才蔵。飛翔の偏也ですか?

これを機に加藤和樹がドラマや映画に復帰することを願います。もう大根イケメン残念イケメンなんて言わせない‼︎
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