「世界の中心でアイを叫んだけもの」
ヱヴァンゲリヲンの最終話のタイトルなんだけど、まさにフレディマーキュリーがそれなんだと思った。
「愛」であり「I」(ありのままの自分自身)であり…
獣の咆哮にも似た命を燃やすような叫び。
訴えではなく独白。
Queenって、世代が古すぎて、洋楽にハマった時期に有名曲を少しかじった程度。
断片的な伝説しか知らなかった。
とにかく構成とテンポが良くて、結構長かったはずなんだけど、全然時間を感じなかった!
ゲイで、エイズを発症して亡くなったというのが知られているのだけど、伝記ものでありがちな衰退で終わる悲しい終わり方ではなく、成功で終わる。"ハッピーエンド"という言い方では表現しきれない、素晴らしいアッパーな終わり方。かと思えば、エンディングが晩年の楽曲"Show must go on"
どれだけ観客の心を締め付ければ気がすむんだ。