わきお

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲のわきおのレビュー・感想・評価

2.8
◾️バカのららぽーと

前作で月の裏側に潜伏していたスペースナチスによる地球侵攻は失敗しナチスは崩壊、月面に残された人々は辛くも生き延びていたが物資も枯渇しつつあり限界に達していた。そんな月の状況にリーダー格でありエンジニアのオビは頭を抱えていた。
そんなある日、前作で核戦争により勝手に崩壊した地球から逃亡したアドラーが密かに戻ってくる。アドラーはかつて地球外からやってきたヴリル族であることを明かしつつ、オビに地球奥深くにある未知の強大なエネルギー「ヴリル・ヤー」の存在を伝える。母の病が少量なヴリル・ヤーで回復する様を見たオビは月面基地の民を救うため仲間と共にヴリル・ヤーを得るため地球に向かうのであった…
というお話。
訳わかんネェだろう?⭐︎

一言で言うと、雑多。見る闇鍋。
歴史上の偉人たちが実は地球外生命体であったというおふざけのすぎる設定が強烈。総統閣下はティラノサウルスに跨り蹂躙します。時間を追うごとに偏差値が下がりそうなシーンを断続的に繰り出すパワーの根源は一体何か。ヴリル・ヤーかも。

前作と比べるとぶっちゃけ作品としてより破綻しているが、たまにはこのような作品を見て脳を休めるのもいいよね。
わきお

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