なつそら

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のなつそらのレビュー・感想・評価

3.6
「世界一安全な戦場の邦題は違う気がする」

以前「ドローン・オブ・ウォー」を見て、違う映画でドローンの映画でPTSDになる題名のわからない映画を探していて面白そうと登録していた作品。
結局お目当ての映画は分からずじまいだったけど、やっと見れました。

コレは面白い!
一人の少女の命を救うか、今後発生するテロによる犠牲が出るかもしれない80人を救うか?
という究極の選択を迫られる作品。

作戦に関わる人があちこちにいるのが何だかリアル。
ドローンパイロットはラスベガスに。コレは定番なのか知られていることなのかどの映画もそうみたい。
人物解析はハワイ、作戦本部はイギリス?だったかな?
他に関わる大臣はそれぞれ他国で政務に就いている。
その一人一人に判断を確認する作業、自分では決断できない様がとても悩ましくてリアルさを感じた。
シン・ゴジラのような印象を受けたかな?

鳥型、虫型のドローンにはびっくり。
今から8年ぐらい前の映画で扱ってるぐらいなので、今じゃハエや蚊レベルであるのかもね。

本当にその手順を踏んでいるのかは確かなことはわからないが、法的に判断、助言を与える様はとても興味深かった。
ラストもリアルさを植え付ける結果でよかった。

この映画はアラン・リックマンの最後の作品。
もう亡くなってそんなに経つんですね。
スナイプの印象がめちゃくちゃ強いですが、どの映画を見てもいい役を演じる人でした。
なつそら

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