久しぶりに観ましたが、面白かったです。が、なんだか好きっていうのが恥ずかしいのが特に『君の名は』までの新海誠監督作品の特徴だなと感じました。
新海誠監督の作品は本作も含め「くっさー」と心の中で叫んでしまうほど直球の恋愛映画で、アニメーションでギリギリみれるキャラクター設定や展開なのですが、そのギリギリを攻めて間口を広く取ったのが本作で、成功したのも納得でした。
ポップな要素やリズムを意識した画作り、完全に若者を意識していて、当時18歳で観た自分が好きにならないわけがなく、今見てもその記憶が蘇る青春の一コマに刻まれた作品になっていました。
今観ると、キャラが記号的であったり、何でもかんでもセリフで言ってしまっていたり（特にモノローグの使い方が気になる）、映画というよりテレビアニメ的なオープニングが気になったり、、、
気になるところだらけですが、スイッチを押されたかのように事あるごとにウルっときてしまうのがなんだか恐ろしくすらありました。
なんだか色々書いてしまったけど、総じて好きな作品ではあるし、また観てみたいとも思います。
