こナツ

君の名は。のこナツのレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
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今までの過去作品では太陽と月なら「月」のように静かで切ない作品が多かったけど、
今作ではRADWIMPSの音楽にのせてMVのようにテンポの良い「太陽」の面が観れた気がする。

新海誠らしさの一つでもあるモノローグは少なめだったけど、風景など画の美しさは相変わらず。

久しぶりに買ったパンフレットに、お話のモチーフはとりかへばや物語と小野小町の和歌〈夢と知りせば覚めざらまし〉と書かれていて、古典好きとしてもグッときてしまう。

「秒速5センチメートル」の桜、
「言の葉の庭」の雨、(三葉の高校ではユキ先生が古典の授業を!)
「彼女と彼女の猫」の猫のマグカップなど、過去作品への「結び」も確かに垣間見れた。

エンドロールのスペシャルサンクスに
岩井俊二の名前があったのも少しびっくり。
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