新海誠作品を劇場鑑賞するのは今回が初めてです。評判通りなかなか楽しめる作品でした。
まさかジブリ以外のアニメーションが、ここまで大ヒットするとは驚きました。
古典的名作ラブストーリーと同じタイトルを冠したこの作品は、その旧作と同じく、男女のすれ違いの物語であり、ファンタジーであり、SF/ディザスタームービーでもあるんですが、出て来る街の景色などは、やり過ぎとも言える程のリアリティを持って表現されている。
前半はラブコメ要素満載のファンタジーでもあり、良く出来たジュブナイルストーリーとしても楽しめた。まさに多くの人が楽しめる真っ直ぐでテンポの良いエンターテイメントになっている。
三葉の住む街に起きた出来事は最初に街の全景を観た時に思った事と繋がったのだが、彼女の家系や祖母から聞いた話しの内容については、あまり深くは考えて観ていなかったので帰宅してからいろいろと気が付いた。
ただし、瀧が何故入れ替わる相手なのかの理由は最後まで観ても特に明確にはされてなかった。
