口コミで広まるのがわかるくらいひさびさに感動するアニメだった。
「RADWIMPSが主題歌を担当する」「作画が綺麗」「主人公が神木隆之介」「新海監督の最新作」などCMなどを見てもハードルがあがってて大丈夫かなあ…と心配していたが、その必要はなかった。
序盤の物語出だしから主題歌の入り方、
太陽を軸とした街や雲の移り変わりが見ている者の心を純粋に引きつける。
新海監督といえば、過去作品からみても切なすぎる恋が特徴だったが、本作では進化した新海ワールドが感じられた。
男女が入れ替わる という小さい頃から誰もが1度は思い描いた初心にかえるテーマだっただけにアニメをあまり見ない人でも物語にも入りやすかったように思う。
しかし 糸町で起きた出来事、みつはの存在を意識することで深まる矛盾、時間軸のズレ、わかりやすいテーマでありながらも少しひねりがあり、飽きさせない展開だった。
電車のギリギリにすれ違うあのもどかしい感じは共感する方も多いのではないでしょうか。
オチも満足でした。
