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君の名は。のるふのレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
4.0
とても観やすくてあまり時間を感じない。前半の都会描写はとてもキラキラしていて初めて東京に来た時の気持ちがよく表れてる。すこし都合がいいように話が進んでいくが、画の綺麗さであまり気にならなくななる。要所で「時をかける少女」や「サマーウォーズ」ぽさを感じた。終盤の三葉の走って転ぶシーンは沖浦啓之さんの作画らしいがCG臭さを感じてあまり好きじゃない。うますぎる所以のあの動きなのだろうか?何回か観たが今回技術的に気づいたことは遠近を出すボケが特徴的で少しブラしているように見えたこと。編集で結構バチバチ切っていてあまりカットの余韻を見せないように見えること。この編集で飽きずに観ることが出来たと思う。新海さん自ら編集してるとのことなので、新海さんの間の取り方が垣間見えた。
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