公開時に三回ぐらい見て、緊急事態宣言明けに見に行った。
まず観客は僕一人で完全貸し切り状態。さすがに最高すぎた。
単純にRADの音楽が適切かつ最高だった。場面に完全に一致してて映画を観終わった後に曲を聴くだけでそのシーンがよみがえってくる。クライマックスのほうはずっと目がウルウルしてた。
画のタッチと細部まで徹底的にこだわられてるなぁっていう場面が随所にあった。かたわれ時のシーンなんかは、完全に一枚の絵画。このこだわりのおかげで107分の映画でも3時間分ぐらい楽しませてもらった。
この作品の最も興味深くて何度も見たくなるポイントは、新海監督の前後の作品とリンクするシーンが何度もあるところ。4,5回目となると完全に日記の内容とか後ろのほうの文字とか人とか駅とかが読み切れるようになってて、こういうのが同じ映画を何回も見ることの楽しさだなぁって思った。
三葉が町長を説得してからティアマト彗星が落ちるまで実際にはもっと時間があって、だからこそ異動できたと踏んでいる。しかし、劇中では「避難訓練」みたいなニュースが流れてたから、この線は薄いかな。。。っていうのが私なりの最後のシーンの考察。