何者のせりぐまんのレビュー・感想・評価

就活に関する物は漏れなく、自分を見失うような苦しさやマウントの取り合いがあり、好きな題材ではない。この映画もやはり観ていてしんどさがあった。
イタイ自分にならないようにポーカーフェイスを作り上げているような主人公。見下している周りの人がどんどん内定をもらっていく。
避けていた劇団の話を面接でとりとめなく話し出したラスト。スカしていた自分を脱却できる予感を匂わせたものだった。