11x3

何者の11x3のネタバレレビュー・内容・結末

何者(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ちょうど22の歳で公開だったから同期はスクリーンで観ていて感想をTwitterで見た覚えが
そこでちょっとだけ自分のTwitter事情ですが、いまは知り合いがSNSで何しているか常に見る事にうんざりして趣味だけのアカウントにして情報収集だけに使っているんです よくある感じ。
SNSを始める前TwitterとInstagramに興味はあって遅ればせながら参加して、けれど半年程だったかそれで知人のそれを見る事はまったく止めたのでした

この何者はTwitterが表現の大部分で。
短い間だけど私も体験したTwitterについてのシーン のめり込むように観ました Twitterは便利、だけど
人のはしたなさと欲、人格の嫌な部位がもろに伝わって変なきもちわるさがつきまとってくるツールだよ 分かる だからよく理解はできた

直接話さないで手元のスマートフォンをすかさずタイプ 表向きの実名を名乗ったアカウントではない何者かわからないけれど己以外のなにかである(何かでありたい何なのか解らない何者になれるのかも解らないそれのメタファーがこの)裏のアカウント 現実と夢の垣根でもがくいまを耐えるためつぶやくしかできない、っていう
同年代が纏う異様な空気がたしかにリアルだったのかな、学生でもなかった自分は外野で曖昧な感想になるけどなんだか見えないところが見えた気がした

私たぶんどのタイプの要素もかなり持ってて迷ったけど今はとても佐藤健タイプに当てはまる
冷静に分析しがちだけど6人の中で夢の存在が一番大きくてそこにこだわりが強い 譲れないから現実的な選択にふみきれず結果が出なくてくすぶって

岡田将生の俺は周りに流されたくない、違う行動を取るパターンにも頷けて有り得るなって、はたまた菅田くんのコミュ力高い系で気に入られて難関突破ってのも有り得る
斜に構えて観ちゃってたけど予想外に考えた 若者向け大学生向け青春映画やと半ば舐め腐ってたけどこれが響く部分が自分にまだあってよかったんかな
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