YokoGoto

何者のYokoGotoのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
2.6
<ごめんなさい。ほんと、全然ダメでした。まさかの星1つです>

まず最初に、何をどうレビューすれば良いのか分からないです。ただ、三浦大輔監督作品をすべて否定はしないことだけは確かです。
脚本を手がけた『恋の渦』は傑作だったし、自身が監督された『愛の渦』も、まぁまぁ、特別好きでもないけど、キライではありませんでした。

ただ、、、、
本作は、全然ダメでした。

宇多丸評が良かったので、楽しみにしていたのにな.....

『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウさん原作のようで、原作はどのように描かれているかはわからないのですが、映画としての本作は、テーマもシナリオも演出もキャスティングも、全然、自分に合いませんでした。

具体的に、合わなかった理由を書こうと思いましたが、作品が大好きな人もいると思いますので、割愛します。

ただ、合わなかった点、2点だけ。

キャスティングが合わないです。
特に、(ファンの方には申し訳ない。土下座して謝ります。汗)佐藤健さんの演技が苦手です。役者としての素が見えないです。どこから見ても『佐藤健』なので、役柄になりきってないです。他、女性陣も、魅力的な演技ではありませんでした。
山田孝之さんにおいては、まった生かされていないので、山田孝之さんで無くてもいいと思いました。

もう1点。
薄っぺらい人間関係の描き方が、薄すぎます。
間を読んだり、空間の雰囲気を感じたりさせる演出も少なく、すべての登場人物が薄く描かれています。

薄っぺらい人間関係を描くなら、一人ひとりは、あえて濃く描いてもらわないと、薄っぺらさが伝わらないです。
後半のギスギスした感じは、布石が感じられず、唐突に感じました。

SNSのクダリは、すでにいろんな映画で使い古された感じがあります。(サンダンス系の映画では、語り尽くされている)

あーーー。
書くのは止めるって言っておきながら、長文書いてしまったよ。(笑)
本当にすいません。。。。。
YokoGoto

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