さき

何者のさきのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
-
ちょっと熱くて、痛々しいわたし達を、わたしはいつも客観的に見ていてそんな夢叶わない、みんなで言ってるだけでうれしいだけだよね、仲間みたいな感じがして、
と冷めていたんだと思い知らされた。
幸い?、わたしはそんなわたしがちょっぴり好きだったし、痛々しくても、熱くても、仲間が大好きだからこの主人公のようにどん底には落ちなかったのかもしれない。しかもわたしの仲間たちは有限実行できる人たちがたくさんいて、夢じゃなくなったり、たしかに現実にさせられる人たちだった。
一歩間違えれば、わたしも就職できてなかったわけだし、いつまでも本当の自分を見つけられなくて人と比べてもがき苦しんでいたんだろうなあ。

この主人公にもちゃんと認めてくれる人がいてよかった。
演劇が絡んでくる辺り、わたしの状況とかなりにていて、最後の面接の話を聞きながら妙に腑に落ちていましたとさ。
さき

さき