片腕マシンボーイ

珍遊記の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

珍遊記(2016年製作の映画)
2.9
倉科カナに「チ◯コ」や「ケツ◯穴」と何度も連呼させたのは素晴らしい(チ◯ポやケツマ◯コだったらさらに良かった)
もし、これがふみちゃんや茉優ちゃんだったらスコアが2くらい跳ね上がったことは間違いないよな!(逆にふみちゃんや茉優ちゃんにチ◯ポやケツマ◯コ言わせたらスコアはマイナスやけどな!っていう繊細な男子心)

すっごい悪いヤツ山田太郎の妖力を奪った玄奘は山田太郎に徳を積ませ改心させるために共に旅に出る

園子温が低予算の邦画ばかりを評価する邦画ファンは低予算映画の過酷な現状を知らないからだ!なんて息巻いていたが
僕は映画ファンが低予算邦画を評価するのは園子温みたいな監督が名が売れて金を使えるようになるとスッカラカンなしょうもない作品ばかり連発するからじゃねえか!と思ってしまう低予算邦画好きの映画ファンであります
そして、実力ある低予算映画の監督を見出し応援するのが我々の役割であります!

さて、本作も山口雄大監督作品の中では桁違いな制作費がかかっていると思われる作品です
正直、不安しか無かった作品ですが友達が出演しているんで観ないとな(劇場鑑賞はスルーした薄情な友人…)とさっそくDVDをレンタルしたワケですが
山口監督らしさは失われておらず意外と悪く無かった(とはいえ良くも無いが)
まぁ、「地獄甲子園」といい「ババアゾーン」といい漫☆画太郎と山口雄大はゴールデンコンビですからな
漫☆画太郎の濃い世界観やキャラクターを描くのは山口雄大監督のお手の物って感じでしょうか
特にジジイとババアは素晴らしかったし
何より良かったのはくだらなさに徹していたところ
変に安いメッセージ性を組み込みたがる作品が多いなか
小学生の男子が喜びそうなネタが徹頭徹尾占めていたので小学生男子並みの精神年齢を誇るマシンボーイ的にはそれなりに楽しめました
とはいえ、このスコアが限界か…

ちなみに僕の友人は山田太郎に酒場で絡む賞金稼ぎの中にいるのですが
なかなか見事な全裸っぷりでインパクトを残してくれていました!