スタジオジブリとオランダの映画監督がコラボして作られた作品。
セリフというセリフは無く、心地よい音楽と共に淡々と物語は進んでいく。
無人島に流れ着いた男がそこで家族を作り生涯を終えるまでの物語。
人はなぜ生き、何を求めるのか。
今の僕ら世代は、自分でも把握しきれない物や情報に囲まれて生活しているが、
映画での無人島生活は至ってシンプル。
家族、衣食住、自然、感情。
これらの少ない要素でも、人生とは何かを問いかけることが出来る。
激動のこの時代に合った映画、視点が凄くいいと思いました。
音楽も素晴らしい。
喜怒哀楽が、喜怒哀喜怒哀楽くらいのバランスで書かれてるのも深い。