レッドタートル ある島の物語の作品情報・感想・評価

レッドタートル ある島の物語2016年製作の映画)

The Red Turtle

上映日:2016年09月17日

製作国:

上映時間:81分

3.5

あらすじ

どこから来たのか どこへ行くのか いのちは? 嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。 絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた——。

「レッドタートル ある島の物語」に投稿された感想・評価

周りの人とかネットとかでは高評価多いですが、僕はみてて退屈しました。
人物は一切喋らないし、音とか動きとかに拘ってて、斬新な映画だなぁとは思ったのでら好きな人が多いことに関しては納得できます。
亀の恩返し。恩なのかな?

『君の名は』と同時期に上映されその不入りにスタジオジブリの凋落と言われていたアニメ。そんなことを言ってた奴らは恐らく見ていない。絶対満員御礼大ヒットする類の作品じゃないことは見れば分かる。ジブリがマーケティングを誤ったのかなと思っていたが、あの鈴木敏夫がそんなヘマをするだろうか。昔「ジブリは宮崎駿が稼いで高畑勲が使う」という意地悪な物言いを聞いていて、実際ラピュタの収入で高畑による福岡県柳川市のドキュメンタリーを作ったりしていたことを考えると本作は赤字上等で大規模公開したのではと思えた。押井守の『イノセンス』もジブリが大きく宣伝を打ってたように。商業的に黒字を出すだけなら単館で上映してればいいが、それだと結局知る人のみ知る存在に終わってしまう。だが全国のシネコンでかけてるなら名前は認知される。本作の大規模上映には大御所ジブリだからこそ出来る身を削ってのクリエイティビティを感じさせられた。高畑勲も製作に絡んでいることもあり実にジブリらしい映画。

物語はかなり途中まで不安を感じながら見ていた。つまらないからではない。遭難して無人島から出られず狂気に囚われた男が見ている風景じゃないかと思って。前兆のように幻覚を見ていたし、リアリティ豊かな現実の最中にひょっこりと幻想的な光景が顔を出す。それで脱出を阻んでいた亀を引っくり返してやったら動かなくなり罪悪感を覚えて蘇生措置を取っていたら人間の女になりました。なんて話をおいそれとは信じられない。ようやくこれは実際に起きている話らしいと納得が行き3人になった家族にも慣れた頃にやってくるカタストロフィ。これが再び不穏な思いを抱かせる。日本人であれば数年前を思い出させる悪夢。朴訥な絵柄とは裏腹に全編に漲る死の影。再生と出発を経て物語は結末へ向かう。

最大の特徴は台詞がないこと。役者の演技で感情を表現出来ないため、アニメーションそのものに演技が求められる。この細かい所作が言葉以上に雄弁。専業の声優を用いないジブリの方針を究極的に突き詰めればこうなると言えないだろうか。やはりジブリの魂が感じ取れるアニメである。
自然の恐怖と美しさがこれでもかというくらい表現されてました。
特に冒頭の嵐のシーンや、無人島の夜の雰囲気は素晴らしい。
セリフが一切なくともすべての登場人物の感情が伝わってきます。
あと、カニがかわいい。
一体何を語りたかったのか?
一体何を投げ掛けてきたのか?
何を感じて欲しかったのか?

正直なところこの映画の真意を汲み取るにはあらゆる要素が欠けている。
観る者の感覚が試されてるかのようでもある。


だけど一言で、“つまらない”、“駄作”かというと全くそうではない。


生きること、命を奪うこと、命が繋がること、生命のサイクル。

島を脱出しようとするたび不思議な力に阻まれ、不思議な出来事から寄り添う人(亀?)と出逢い、あれだけ脱出したかった島が“家”になる過程を丁寧にかつ残酷なまでに突き放した俯瞰視(神の目線のような構図が延々と続く)はキャラクターの感情を押し付けてこないぶん読み取ろうと画面に集中してしまう。
1枚フィルターを挟んだような演出は巧いなと感じた。

俯瞰視した構図が多いぶん画的な変化はあまりみられないけど、人物の動き、島の地形、自然現象、生態系などの描写のこまかさ、とくに光の当て方(影の付け方)が素晴らしい。


物語としてだけを抜き取ると坦々としてるぶん相当な集中力を要するけど、それを一旦越えてしまえばあとは作品のテンポが気持ちよくなってきて、終盤の命の際で主人公の島での人生が走馬灯のようにめぐってしまい壮大な人生観、地球の時間の流れの中での1人の人生のちっぽけさと共に尊さを感じた。

たぶんこの映画の正解は監督の頭の中にしかないような気がする
あとは観た人それぞれが感じたものが正解なんじゃないかなと思う。

亀は何を表していたのか…
jun

junの感想・評価

2.8
記録

絵と構図は
凄くキレイ!!
人物はシンプルだけど、背景の美しさよ。

シミジミとゆっくりと
命の儚さと海と亀とカニ
ASH

ASHの感想・評価

3.0
心が切なくなる作品でした✨

台詞も無いし、
何を伝えたいのか
明確なものは分からないけど、

観た人それぞれの見方によって
メッセージが変わる
そんな作品に思えました。

私は今の心情で観てると
涙が出ました。
自分の今の現状では、
今大切なものが得れてないから
それを得れてない自分を振り返って
涙が出ました…。
uelalala

uelalalaの感想・評価

4.4
いや、素晴らしかった。
鳥肌と緊張と美とあたたかさと怖さと。
匂いまで感じてしまいそうな世界に取り込まれた。
感情ではない、感性が揺れ動く、感動的な作品。
んで???は???………意味不明だわ〜って感じの映画。
哲学に精通してる人や、行間の読み取り能力が高い人以外はまっったく意味分からないで終わる映画だと思います。映像や音楽の雰囲気は良いけど何がなんやらさっぱりで。それとも論理立てて見るから駄目なのか?「考えるな…感じろ!」系の映画なのかな?正直自分にとっては評価の割に微妙でした。

ミ[°°]ミ ミ[°°]ミ ミ[°°]ミ
SHIRO5842

SHIRO5842の感想・評価

3.3
絵本「おおきな木」カメバージョン。
のような後味。
なぜ船出を邪魔したのか、
それが未だに解明できず 泣
mikyan

mikyanの感想・評価

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正月にテレビで

不思議やなぁ

世界に入りこめず

殺し掛けた亀でしょ?
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