ジョニリミラ

特捜部Q キジ殺しのジョニリミラのレビュー・感想・評価

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)
4.0
バディものとして最高に好きな作品の1つの特捜部Q
その第2弾であるこのキジ殺し!

前回もそうでしたが子供時代、過去と現在の描き方が非常に美しい
端的で分かりやすいキャラクターの紹介の仕方で、俳優にも特徴があっていいキャスティング、特捜部Qの魅力の1つはこれといっても過言ではないかもしれない
カールは相変わらず異常に仕事に熱心で、そんなカールを支えるアサド、新しく秘書となるローセ、他にも沢山の魅力的な俳優陣がこの映画を固めている

画面はイエローが非常に美しく
編集、カラリストの仕事が冴えまくっている
そして撮影、幻想的な青春時代を写し、異常で凄惨な現場を、圧巻の画面で見せつける、すごく遠くで見ている錯覚をもつし、すぐ近く、心臓を掴まれるようなドキドキがある

前回と比べ、人間の狂気というより
人間らしさが映画全体で感じられて
生々しい感じがまた癖になる
Pも近々見たいと思う