おふとん

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>のおふとんのレビュー・感想・評価

3.9
登場人物全員アホ、まさにポップコーンムービー。
吹き替えに宮川大輔と藤森慎吾が出ると聞いて、また客寄せにこんなことして…と一抹の不安にかられたのですが、今回に関しては吹き替えで見て大正解だったと思います。芸人2人が吹き替えしたロックステディとビーバップというサイとイノシシのミュータントが、本当にアホで頭悪くて芸人のノリで宮川と藤森は本当にハマリ役でした。
最近のアメコミ映画はずっと超大作、シリアス路線でしたが、またB級バカ映画路線が見直されつつありますね。
ニンジャタートルズたちも今回軽く仲間割れしたり、人間になれるかもと葛藤する場面がありますが、すぐに「タートルパワー!」で解決してしまいますからね。
いつものマイケル・ベイよろしくアクションは味付け過多でしたが、武器がカタナ、シュリケン、ヌンチャクと分かりやすいせいかトランスフォーマーみたいにゴチャゴチャしてよくわかんないアクションではなかったです。

次元の扉が開くところは、なんかアベンジャーズと一緒だなあ…とアメコミのワンパターン感をしみじみと感じたり。
まぁでもそういうすぐに「世界の危機」が訪れる安直なところも含めてバカだなぁって感じですごい好きですね。
すでに「中身が無い」とか「展開が雑」といった感想を多く見かけますが、一体何を見てるんでしょうね。だってニンジャタートルズですよ?頭をカラッポにして楽しむのが正解です。
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