ルッキー

デッド・ノート/デス・ノートのルッキーのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

新米警官が深夜パトロール中に人身事故を目撃する、しかし轢かれたはずの男は跡形もなく姿を消しておりヘッドライトには血痕だけ残っていた
仕方なく犯人をとりあえず署に連行し地下牢へ閉じ込める
警察官の2人が被害者の男を見つけ署に連れてきたことから奇妙な出来事が起こり始めた...。

聖書などから引用されている箇所が多いようで聖書は読んでないので少し難しかった

最初轢かれた老人は黒い羽根の堕天使と推察、黒い羽根の天使はダンテの神曲にも登場し現世の悪人の魂を地獄に連れていのが仕事らしい
確かに作中でそれらしいことをしてた

作中ではレイチェル以外全員犯罪の加害者である
過去の映像からレイチェルは虐待を受けており唯一の被害者だ。
しかし堕天使はそうではないといっている
作中で堕天使はレイチェルのことを被害者ではなく『もっと大きな存在』と言っていた。

堕天使のいう幼いレイチェルが求めていたのを最初私は『自由』だと思っていたが、最後の堕天使の言葉「君は復讐し私は魂を焼く」と言っているのでレイチェルは幼い頃から復讐を求めていたことが分かる
そして堕天使はレイチェルの復讐心が育つのを待ったのだと思う

そして最後にレイチェルは堕天使に気に入られ口づけ(契約)を交わしパートナーとなった

レイチェルも復讐の女神に成り果てて最後には堕天使に魂を地獄に持っていかれそうな雰囲気(笑)

聖書を読んだ後見るとまた色んな気づきを得られそう
ルッキー

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