NoAceJustYou

デッド・ノート/デス・ノートのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

2.3

このレビューはネタバレを含みます

2022/10/08鑑賞。46点。
バーサーカー状態の巡査部長だけ最高にぶっ飛んでて好き。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
田舎町のインヴェリー。
この町に赴任したばかりの巡査・レイチェルは、幼い頃に父親に監禁・レイプされたトラウマを抱えている。
レイチェルは、地元の青年・シーザーが車で人を轢く場面に遭遇して現行犯逮捕する。しかし、轢かれた男(演. リアム・カニンガム)は姿を消しており、巡査部長・マクレディは部下のワーノックとマンディに男の捜索を指示する。

ワーノックとマンディは、男を見つけて警察署に連れて行く。男が怪我をしていたため、医師・ヒュームを読んで診察してもらう。
男は一貫して沈黙を貫くが、ヒュームに「陰気だな」と語りかけると、まるで頭の中を覗くように視線を向ける。ヒュームは突如として男を殺そうとし、彼をシーザーと一緒に留置所に入れる。

男の身元を調べると、数年前に死んだアレクサンダーという人物だと判明。アレクサンダーは、たくさんの人々の名前が記されたノートを持っており、取調べに対しては聖書を引用して答える。
アレクサンダーを取り調べたマクレディは、彼も留置所に入れることにする。

「アレクサンダーが何者か調べる」と言って警察署を出たマクレディは、その足で帰宅。家の中には、ワンナイトの相手である男がいた。マクレディは、アレクサンダーの取り調べをしたときに彼に頭の中を見られたような気がして、直感的にワンナイトの相手がアレクサンダーと何らかの関係にあると見たのだ。マクレディはワンナイトの相手から情報を引き出そうとするが、彼はアレクサンダーのことなど当然知らず、腹を立てたマクレディは彼を殺害する。

その頃、ヒュームの逮捕を家族に知らせるため、彼の家族が暮らす家に向かったワーノックとマンディ。家の中には、ヒュームの妻と子供たちのバラバラ死体があった。

一人警察署に残されたレイチェル。
留置所では、シーザーやヒュームより先に拘留されていた教師・ラルフが檻に体当たりをし出して死亡。

戻って来たワーノックとマンディ。ワーノックは、ヒュームが残酷に家族を殺したことに対して怒りを抑えられず彼を殺害する。

ワーノックとマンディは、「突然発狂したレイチェルがヒュームとラルフを殺害したため、彼女を止めるために殺害した」筋書きを作ることに。
その時、警察署へ戻って来たマクレディが、全身に有刺鉄線を巻いてショットガンをぶっ放し始める。
ワーノックは射殺され、マンディは肩を撃たれる。

レイチェルとマンディは生き残るために手を組み、マクレディから身を隠すため留置所に向かう。
拘留されているシーザーは、アレクサンダーを轢く前に別の少女を轢いてしまったことを自白する。

マクレディは警察署に火を放ち、レイチェルとマンディ、シーザーは警察署から脱出しようとする。しかし、マンディとシーザーはマクレディに殺害される。レイチェルはショットガンで撃たれながらも、マクレディに反撃して彼の顔を潰して殺す。

生き残ったレイチェルは、アレクサンダーから今夜起きたことが何なのか明かされる。
アレクサンダーが持つノートには罪人の名前が書いている。罪を反省して残りの人生を生きる価値があるのか、それとも生きるに値しない人間なのかを決めるのがアレクサンダーの役割だった。
・ワーノックとマンディ→かつて取調べ中に、被疑者を暴行して殺害した
・ラルフ→妻へ日常的に暴力を振るっていた
・ヒューム→妻と子供を殺害した
・マクレディ→元々凶暴な人格を持っており、ワンナイトの男を殺害した
※アレクサンダーは、マクレディの凶暴性を利用して最後にマンディ、シーザーを襲わせた
・シーザー→車で同級生の女の子を轢き殺し、救えたのに見捨てた
※実は、シーザーが同級生を轢いた時はまだ生きていた。彼が反省して自白するタイミングがもっと早ければ、生きる価値のある人間に振り分けられていた・・

レイチェルの父親の名前のもノートにあった。
アレクサンダーは、レイチェルの父親が生きる価値のない人間だと判断して殺し、それによってレイチェルは地獄のような生活から救われたのだった。

アレクサンダーは、ずっとレイチェルを見守っていたこと、そして彼女を愛していることを伝える。レイチェルは、アレクサンダーを受け入れるのだった。
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