ストップモーション技術で表現された「クボ」という家族物語。
パラパラ漫画みたいなものっていう認識がストップモーションアニメでしたが、今の技術って凄いですね。めちゃくちゃ滑らかに動いてて、迫力もあって、人形に「命」がしっかり吹き込まれていました。エンドロールで若干メイキング映像が見れますが、気の遠くなるような細かい作業の賜物なんだろうなと感心してしまいます。
死者を弔う日本の綺麗な文化に思わず涙しそうになりましたが、愛する人との「思い出」や「愛」は、いつか終わってしまう命とは違って永遠です。
私の敬愛するアーティストが命を「バトン」と表現していますが、まさに本作は命のバトンを繋いでいくような話です。
普通に感動した。
感動させられるだけの物語かと言うと決してそうではなくて、神器と仲間を揃えて悪を伐つというドラクエみたいなわくわく冒険ものでもあるので、中二心もしっかりくすぐってくれます。
ちょうどレンタル開始したばかりの新作ですが、これなら新作料金払う価値ありだと思います!