マロン大好き

神様メールのマロン大好きのレビュー・感想・評価

神様メール(2015年製作の映画)
3.0
人生を諦めない勇気をくれる映画
≪ エアちゃんが可愛い映画
まず残念に思った部分の1つ目として、聖書的世界観がわからなすぎて、何かのオマージュなのかわからない部分が多かった。
2つ目は、物語として6人も必要だったかは難しい。一人ひとりの尺もそうだし、風刺なのかなんなのか、みたいな部分もあると思う。フランスっぽさだよと言われたらそれまでだけど。
不健全そうな家庭の反抗期という不穏な始まりに対してとっても可愛い物語だった。
『最低な神』『見ず知らずの人を不幸にしている』神様が作った世界を救うため、6人の使徒を救おうとする主人公。そんな世界観とは思えない自分ごとのような親近感とポップさ。
『死んだら何もない。ここが天国よ』このセリフは直接関係はないが、生きることを諦めない勇気を出させるような映画だった。

↓結末に言及





そんな一種の人生讃歌の反面、ラストは本当に世界人類みんなで救済されちゃったエンドかな?とも思った。