仕事終わりに駆け込みで有楽町ピカデリー。二階席がある映画館てここなのね!
「なりたい大人になれた?」の問いに対して、ささやかな毎日も幸せだよ、なんて小綺麗な答えを返せる訳でもなく、ひたすらダメダメな現実を受け入れて、何者にもなれなかった人生をひたすら生きていくだけなのだけど、阿部寛と真木よう子の演技が素晴らしかった。
池松くんと阿部寛の関係とかもっと見たかったな。樹木希林の身軽さ、自ら敢えておばあちゃんの役割を生きてるような姿はぜんぶ経験し尽くした年寄りの特権て感じで憧れる。
でもでも、作り込まれた日常がなんだか鼻について、やっぱり海街が観たくなった。