日本版より随分マシだった。
日本版は後半にウンザリさせられた。凄惨なシーンを撮りたかったのだろうけど「凄惨風」なシーンにしかなっていなかった。
非常に安直な発想で撮られたシーンに辟易した。「こんなに残虐なシーンを撮れば刺激的だろう」という、安っっっぽーい意図が丸出しだった。
だけど、この中国版の作品にはその凄惨なシーンがない。そんなシーンはこの作品に必要ないと分かっている。
「そこじゃないよ」ということ。
そんな刺激的なシーンを入れずとも「怖さ」は伝わる。そういうこと。
日本版は吉岡里帆の演技だけは本当に素晴らしかったけど、観る必要はない。
韓国のオリジナル版とこの中国版だけ観ておけばいいと思う。