中国映画で有名監督作品でもないものが、TOHOシネマズで放映されるのは珍しいと思い、観に行った。
監督は韓国人で韓国版のリメイクだが、随所に中国らしさが垣間見えてとても面白かった。とくに、現代の北京を感じたい人にはオススメの作品。
物語は始終緊迫した雰囲気の中すすみ最後まで気が抜けない。
つまりサスペンスとしても普通におもしろい。
とくにラストシーンは犯人の狂気を「雨」「炎」「暗闇」「誰もいない屋敷」をフルに活用しこれでもか!というぐらい魅せてくるのでお楽しみに。
また、ただのサスペンスというだけでなく、主人公とその周辺人物の心情変化も上手く演技されていて良かった。中国俳優層が厚い。