初めての試写会にて
セリフが少ない分とにかく音！！！映像！！！そして顔！！！の演技だった。
出てくるどの俳優さんも顔がとても良い。イケメンとかいう意味じゃなくて(もちろん皆さんイケメンだったが)、なんというか面構えが本当に死線を潜り抜けてきた兵士たちに見えた。やりすぎだと思ってしまうような音響も相まって、私たちもダンケルクの浜辺に取り残されたような気にもなった。
ストーリーには「戦争物」によくある「反戦」というメッセージは全く感じられず、戦争に対しとてもフラットな立場から描かれていると思った。ただダンケルクという場に、必死に生きようとした人々がいたのだということを、壮絶な映像によって体感させられた。
そしてやはりトム・ハーディーはノーランの作品でいい役をもらいすぎなのでは？と思うくらい毎回彼の役が好き。
