AYAKA

ダンケルクのAYAKAのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
01.09.17 試写会にて一足先にクリストファー・ノーラン最新作観てきました。別日程ではIMAX版があったんですけどそちらは残念ながら外れてしまい2D版での鑑賞です。「映画観ることが好き」と言っていながら恥ずかしいかな、クリストファー・ノーラン監督作品、今回が初めてでした... これからちゃんと観ます...!!

監督初めての実話を基にした作品。テーマは戦争と重いがこれまでの戦争映画とは一味違う。セリフは比較的少なく、彼らに名前があるにも関わらず呼ばれることはほとんどない。EnglandかFrenchかGermanか。英仏軍といいながらも”死”を目の前にしたら敵も味方もあったものじゃない。それが現実ですよね。
オープニングからもうすでに息を呑む。銃撃戦の音から始まり空爆機のエンジンの音、爆発音、兵士たちの叫び声。2Dで観ているにも関わらず体全身に大音量で響き渡るそれらの音に私自身がまるでそこにいるかのようだった。他の方のレビューにもありましたが”観る”ではなく”感じる”だった。IMAXが薦められるのがよくわかります。これから観られる方にはぜひIMAXで体感してもらいたい。圧倒的に「青」の印象が強い。
感情移入ができるように、と主役の英兵には無名の役者を使っているとのこと。今作が大作初参加となるフィン・ホワイトヘッドくんですが十二分にインパクトありました。一方で脇を固めるは実力俳優たち。マーク・ライランスに震えました。高校生時代、私は大のOne Directionファンで中でもHarry Stylesが大好きでした。今作はそんな彼の初めてのハリウッド作品。胸が熱くなりました。
AYAKA

AYAKA