待望のノーラン監督最新作！
2年前にインターステラーで魅せられてから、すっかりその虜になってしまったノーラン監督。
毎回オリジナリティ溢れる作風で楽しませてくれる、素晴らしいクリエイターだと思います。
そんなノーラン監督が次は戦争映画を撮る、と聞いたときはどのような作品になるのか全く想像もつきませんでした。
しかし予告編を見た時、これまでの戦争映画とは違ったものになる、ということはなんとなく感じて。
先日ついに鑑賞に至ったわけですが、今作は自分が初めて体験する戦争映画でした！
派手な銃撃戦も兵士同士の絆も描かれない。
全編通して見せられるのは兵士たちの決死の脱出劇。
脱出劇と聞くとなんだか地味な印象を持ってしまいそうですが、そこはさすがノーラン監督。
逃げ場を無くして八方ふさがりな兵士たちの絶望が、画面からこれまでもかと伝わってきます。
途中から観てるのが少し苦しくなりました...上映時間短くてよかった。
そしてさらに特筆すべきは館内に響きわたるあの轟音！
IMAXでの鑑賞を、とあれだけ言われていたのも頷けます。より増す臨場感！
あの戦闘機と爆撃の怒号はなかなか味わえるものではないと思います。
冗談抜きで、劇場全体が揺れてたんじゃないかと感じましたw
キャストはほとんど知りませんでしたが、トムハーディはさすがの演技。
ほぼ顔だけなのに！笑
彼自身はもしかしたら、その役に関して不満なのかもしれませんが、むしろ良いところ持って行きましたよねw
ワンダイレクションの人が出演してる、と聞いたときは正直「は？」でした。
しかしいい演技をしていていい意味で裏切られました！
演じている兵士のリアルな人間臭さが出てて良かったです。
イケメン俳優たち目当てにコレを観に行く人がいると聞きましたが、そういう人は楽しめるのか...
