周りの評価がめちゃめちゃ高かったのでこれは見ねばと駆け込みで鑑賞。
爆撃シーンや船の沈没を描く雰囲気は良かった!
Uボートに撃沈されてからの一連はこっちまで息が詰まった。
でもーー……
うーーーーん
「ノーラン最高傑作!」とは言えないかなぁ……と言った感じ。
ダンケルクで起きた事の顛末を淡々と描写している、というポイントが売りなのは分かる、分かるんだけどそれにしたって主人公の色が無さすぎるなぁと思ってしまった。
なんなら途中主人公見失った。
何であんなに喋らないんだ……あそこまでフラットな役だと必要なのかすら疑問に思ってしまう……
ケネス・ブラナーとトム・ハーディに食われてるというかなんというか、その両キャラの男気の方が印象として強く残ってしまった感があった。
後、今回はオチのノーランっぽさが悪い方に転んだなとも思う。
「インセプション」みたいな感じだと色んな方向に妄想が膨らむからいいんだけど、今回のは主人公の思想というか思いがわからないままだったから「結局なんなの?」ってなっちゃったかなぁ……
正直肩透かしを食らった。
そんな感じです。