さまよえる電気ひよこ

ダンケルクのさまよえる電気ひよこのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.6
8回見た。IMAX、35mmフィルム、4Kスクリーン、次世代レーザーIMAX。
なのにまだ、まだ消化できていない。

スコアは暫定。群像劇好き、時間軸調整ものすき、飛行ものすきとしてツボにはまったのと空から陸から海から美しいひとたちに攻め込まれすぎる。いい映画かどうかというより、好きな映画なのだと思う。ファリアのフライトの終盤のシーンの音と絵のはまり方、あの数秒のシーンに好きが集約している。

ザ・ハンサムなアフタヌーンお兄さんことコリンズが好きなはずだったんだが、次世代IMAX視聴で「ギブソンが美しい、ギブソンの瞳がやばい」という話になり、トミーとアレックスというある種対になる視点の置き方の良さに思いを馳せ、どうしたってジョージとドーソン家の関係は温かさとそれゆえの残酷さがあり、つまるところ、まだ観足りない気持ちになるんである。

ダンケルク見たい。