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ダンケルクのhatoのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.9
生き残れ

1940年、第二次世界大戦真っ只中、フランスの海岸ダンケルクに英仏連合軍の約40万人がドイツ軍によって追い詰められる。助けが来るまで耐えるしかない。時間との戦い。彼らを救うために、軍艦のみならず一般人の運転する民間船もが導入され、ドーバー海峡を渡って史上最大の救出劇となる。


ダークナイト、インターステラーのクリストファー・ノーラン監督作品。CGを極力使わないことで有名だけれど、戦争の雰囲気に飲み込まれる作品になってる。なんといっても音響がすごい。劇場で観なかったことを後悔。

陸海空3つの視点で描かれて、メインキャントを絞らずに、敢えて集団を撮り続けているのが印象的だった。
最近の『1917』とは全く逆の撮り方になっていて、これも圧倒的没入感だった。

イギリスには"ダンケルク・スピリット"という言葉があるそう。「困難に陥っても、団結して不屈の精神で立ち向かう」という意味で、まさにこの作品を表していると思った。
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