ブルーススターキラー

ダンケルクのブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
[ダンケルク]は、クリストファー・ノーラン監督による戦争映画だ。今作は、戦争映画というより、サバイバル映画に近い作品でもある。舞台は、1940年のフランス。ダンケルクに追いつめられた40万人の若い兵士たちの救出を描いた作品であり、ドイツ敵軍による陸海空からの攻撃を3つの視点から並行させながら描いている。監督のクリストファー・ノーランは、CG(コンピュータグラフィックス)を好まない事で有名である為、今作ではCGを使っていない。ハンス・ジマーによるサウンドトラックにより、物語に、時間が迫っている感じが上手く表現されており、緊張感のある作品に仕上がっている。残念ながらアカデミー賞受賞には至らなかったが、戦争映画、サバイバル映画のジャンルでは歴史に残る作品といえる。そして、才能豊かでスピード感のある作品ともいえる。